ちょっと息抜き

ただいま息を潜めて実家暮らししているところなので、「おばあちゃんち」に遊びに来る姪っ子たちとよく会います。

上から順に11歳、9歳、5歳でみんな女の子。

バカでかわいいのは結構なんだけど、キミたちが大人になる頃には女だからって愛嬌だけで生きていける世の中じゃなくなってるんだぞーっとヤキモキもしてみたり。

いや、すでに主観的には(たぶん客観的にも)全然そんな世の中じゃないんだけど、知り合い(40歳前後のサラリーマンたち)の中にはいまだに「女の子だから勉強したってしょうがないじゃない?」みたいなことを言うひとがいるんだよねー。

生来のお節介に若干の身内意識も加わって、密かに「姪っ子改造計画」を発動中。

とにかく手始めに、本を読むようになって欲しい。ヒマだとぼーっとテレビ観たり「つまんない」とか文句垂れながらゲームしてたりするから。もちろん僕がそのうち出版する本の購読者を一人でも増やすた(以下略

というのは嘘だけど、テレビとか学校の授業とか、「みんなで一緒に見る・聞く」んじゃなくて、自分だけの情報源を別に持ってることってけっこう大事だと思うんだよね。もちろん本だから他にも読んでる人はいるけど、全然密度が違うからさ。

今日まで1号(11歳)がうちにいたので、帰り際に思いっきりアジっといた。

「いいかーしっかり勉強しろよー。だいたいだな、キミはそろそろ反抗期を迎える年代なわけだ。反抗期っていうのは、大人だから先生だからって答えを知ってるわけじゃないってことがわかる時期なんだぞ。そしたら一々言うことなんて聞いてらんないだろ?でもしっかり反論しなきゃ、ろくろく歯向かうこともできないんだよ。駄々こねたって、無理強いされるだけだぞ。じゃあ、反論するためにどれだけ材料持ってる?経験じゃ敵わないんだぞ、何しろ相手はキミより長く生きてんだから。だとしたら勉強するしかないだろ?本読むんでもマンガ読むんでもいいからさ、とにかくいろんな勉強するんだよ。いいかー?」

わかったような、わからないような顔して聞いてましたが。


あれ、僕ってもしや……悪い大人の見本なのか?(汗