１０日目 埼玉県某市 作業内容：返本廃棄 再び返本廃棄に。 仕事は朝礼から始まる。挨拶、訓示、アルバイトと日雇いの組み合わせ。すべては前回と同じ順序で、滞りなく進んでいく。 パートナーになったのは、ごく控えめに言って、あまり頭の良くない人だった…

──「ここでは小説『愚かな物好きの話』が語られる── イタリアはトスカーナ州の、殷賑を極める、その名も高きフィレンツェの市に、裕福で家柄も申し分ない二人の紳士、アンセルモとロターリオが住んでいた。二人は彼らのことを知るすべての人びとから、端的に…

２００８年って、自然災害の年でしたね。 だってほら、人間も自然の一部ですものね。

九日目 埼玉県某市 作業内容：ピッキング 四日目に行った、衣料品を扱う物流センターの仕事を再度紹介された。合流場所の駅前で知った顔を見つける。前回の現場でたくさん話をした彼だ。この間は会う人会う人話をしてばかりいたけれど、同じ日雇い派遣の立場…

あらゆる国で普通のひととして扱われないような気がする。

真に偉大な事業は、「狂気」に捕へられやすい人間であることを人一倍自覚した人間的な人間によつて、誠実に執拗に地道になされるものです。 渡辺一夫『狂気についてなど』 書記狂（本を書きたいというやむにやまれぬ欲望）は、社会の発展が次の三つの根本的…

ずいぶん長いこと黙り込んでるじゃないか。 書いても書いても書き足りないような、そんなテーマをいくつも抱えてるんだろう？どうして書かないんだ？ 「わからない。」 わからない、ってどういうことだよ。 「僕の知らないどこかで、争いが起こってるんだ。…

新年あけましておめでとうございます 旧年中は身に余るお引き立てを頂戴しまして、感謝の言葉も見つかりません 今年もよろしくご指導ご鞭撻を賜りますよう、伏してお願い申し上げる次第です もりのひと 拝