2010-01-01から1年間の記事一覧

お仕事の時間になりました。

『ハチミツとクローバー』をご存知の方なら「戦いに入ります」の一言でこれから僕が何をするのか問題なく理解していただけると思うのですが、2月頭ぐらいまで更新は難しいと思います。 いろいろ置いときました。 好きに楽しんでください。 ではしばらく留守…

22日から25日まで。(修正あり)

22日月曜日。 一旦8時頃に目覚めて、バタバタと支度する奥さんの気配を感じるものの、ベッドから出ていっちょコーヒーでも淹れたろか、という気分にはまったくならない。 そのまま寝続けて、再度目覚めたのは11時頃であった。 ベッドからのそのそと這い…

週末

20日土曜日。 「寝てられるかあっ」と内心雄叫びを上げながら目覚めたのは朝の5時半ごろ。 ベッドの隣で奥さんは寝ていて、ひとまず帰ってきていたことに安堵する。 コーヒーを淹れ、昨日東武ストアで買っておいたコーヒーブッセを齧りながら、ネットを巡…

木曜と金曜。

18日の木曜日は、ブログを書き終えて早朝4時を過ぎてもまるで眠くならなかった。 ということで、今週の週刊少年ジャンプを読む。 マンガは制作時の分担範囲が出版社やマンガ家によってかなり変わるらしいので、「作者」とされている人がどこまで「作者」…

14・15・16・17日。

11月14から17日まで。 14日の日曜日は、起きてからまず『阿Q正伝』を読んだ。 阿Qは惨めな人間だ。 だが、独特の「勝利法」を身に付けている。 それは例えば昇進している人間を見ては「私は地位にこだわる人間ではないのだ」と己を誇り、ぽかりと…

13日土曜日

11月13日。 13日土曜日は昼頃起きて、ミシマ社のWEBマガジンに連載されている「遊牧夫婦」をもりもり読む。 オーストラリアから出発して東チモール、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、タイと徐々に北上していきながら、行く先々の風習や制度、…

日記5日分

11月8日から12日まで。 8日の月曜日は昼過ぎに起床。 夕方から仕事に出掛ける。 問題演習をやっていたら(題材は安岡章太郎の『アメリカ感傷旅行』)、僕が出した答えと問題集付属の解答解説に記載されていた答えが食い違っていたことが生徒側の指摘で…

日記4日分

11月3日から7日まで。 11月3日の文化の日は、朝8時から試験監督のバイトがあったため6時半起床。 前夜から若干緊張気味だったためか、目覚まし時計が鳴る前に目を覚ます。 お昼の休憩時間に蕎麦屋でかけそばとおにぎり一つを食べ、アイスコーヒーを…

日記ばっかり

十一月に入ったら小説を書き始めようと思っていたのに、気付いたら二日が過ぎようとしている。 書き終えて投稿してしまえばいずれ後悔は残るのだろうけれど、この間書いたものよりは後悔を少なくできれば、多少は上達した実感が得られるかもしれない。 そろ…

10月29日から31日

29日金曜日。 いつものように要町の麺舗十六で油そばを食べようと思っていたのだが、先週借りた映画二本『めざめ』『パンズラビリンス』のうち、『めざめ』のほうを見終わっていないので午前中から見始める。 横目でチラチラ見ているうちに終わる。 いそい…

荒々しい一日。

天気晴朗にして波高し。

静かな一日。

今朝八時半に起床した私は、翻訳やら執筆やらの大変有意義な一日が始まりそうな予感に満ち満ちていた。 しかし午後十一時の私は、昼寝を挟んで終日ネットで遊び惚け後は晩ご飯を食べて映画(『マンマ・ミーア!』)を観て寝るだけの一日を終えようとしている…

無名草子 十四 今とりかへばや(原文)

十四 今とりかへばや 「〔げに〕源氏よりはさきの物語ども、宇津保を始めてあまた見て侍るこそ皆いと見どころ少く侍れ。古代にし古めかしきことわり、言葉遣ひ歌などはさせる事なく侍るは、萬葉集などの風情に見え及び侍らぬなるべし。など唯今聞えつる『今…

光陰矢のごとし

ぽーっとしてたら一日終わってたよ。

無名草子 十三 かくれみの

十三 かくれみの 又「『かくれみの』こそめづらしき事にとりかゝりて、見どころありぬべきものの、餘りにもさらで〔も〕ありぬべき事多く、言葉遣ひいたく古めかしく、歌などわろければにや、ひとてにいはるゝ『とりかへばや』には殊の外におされて、今はい…

水面でパクパク

あやうく窒息するところでした。 気分転換、気分転換。 めざせアジール!

司法の死んだ日

昨日は10月10日だった。 私にとっては「体育の日」という呼称が最も馴染み深いのだが、2000年施行の「ハッピーマンデー制度」以来、単なる三連休の中日になって久しい。 1964年の東京オリンピックの開会式がこの日であったことが、そもそも祝日…

(続)喫煙について

次に掲げる「いかに語るべきでないか」は、最初の方向性から必然的に導かれる。 それは「非喫煙者が依拠する情報を根底から否定すべきでない」ということである。 私はタバコの害に関する情報を100%信用しているわけではないが、100%否定しているわ…

苦戦中

ホントにお休みでした。ぐんない。

喫煙について

夜の私から目を逸らし続けることはできない。 今日は「喫煙」について書くことにしよう。 こう書き始めただけで、嫌煙家が脊髄反射的に戦闘態勢に入る様子が目に浮かぶ。 そして嫌煙家の様子以上に、私自身の経験の厚みを付与された喫煙者の姿が目に浮かぶ。…

ブログはお休み

つい先ほどコーヒー豆を使い切ってしまったので、要町に行って補充することにする。 DVDを返却して、コーヒー豆を買って、できれば椎名町まで歩いて「恵比寿」という駅前のとんかつ屋さんでお昼を食べたいものである。 椎名町にあるとんかつ屋の名前が恵…

常連扱いは苦手

さて今日は何を書こう。 とにかく書くことだけしか決めていないので、指を動かしているうちに書きたいことが現れるのを待つばかりである。 昨日の日記でもつけていれば、何かがやってくるだろうか。 昨日は8時に起きて洗い物を片付けながらコーヒーを淹れた…

初投稿と「投射」

久々のブログなので若干緊張気味である。 あまり放置しているとハードルが上がってよろしくない。 ということで、いったい何度目になるかわからないが、「更新頻度を上げます」宣言を(小さな声で)しておくことにする。 投稿した小説を落選するたびにアップ…

姉の娘

姉はほんとうに美しい人だった。私は幼い頃から、美を称える言葉というのは姉のために用意されているのだと思っていた。柳眉、という言葉を知れば姉の眉を見た。白皙、という言葉を知れば姉の肌を見た。白魚のような指、というのは姉の指のことであろうと思…

ついったー始めました。

https://twitter.com/morinohito1978 今まで人のつぶやきを読んでばかりでしたが、自分でもつぶやいてみることにしました。 フォローする人なんているのかしら。

無名草子十ニ とりかへばや

十二 とりかへばや 又、「『とりかへばや』こそは〔言葉〕續きもわろく、物恐ろしくおびたゞしきけしたるもののさま、なかなかいとめづらしくこそ思ひよりためれ、思はずにあはれなる事どもぞあんめる。歌こそよけれ。四の君こそいみじけれ。あらまほしくよ…

無名草子十一 玉藻

十一 玉藻 又、「『玉藻』は如何に。」といふなれば、「さしてあはれなる事もいみじき事もなけれども、『親はありくとさいなめ』と、うち始めたる程、何となくいみじげにて、おくのたかき。物語にとりては、蓬の宮こそいとあはれなる人、後に尚侍(ないしの…

無名草子十 濱松中納言物語(現代語訳)

それから、「『みつの浜松(浜松中納言物語の異名)』は『寝覚』や『狭衣』ほど世間に知られてはおりませんが、言葉遣いを始めとして、何事も素晴らしく、しみじみとした情趣といい、哀しみといい、物語を作るのであれば、このように心引かれるものであって…

無名草子十 濱松中納言物語(原文)

又「『みつの濱松』こそ『寢覚』・『狭衣』ばかり世の覺えはなかめれど、言葉遣い有樣を始め、何事もめづらしく、あはれにも、いみじくも、すべて物語を作るとならば、かくこそ思ひよるべけれと覺ゆるものにて侍れ。すべて事の趣めづらしく、歌などもよく、…

無名草子九 夜半のねざめ(現代語訳)

九 夜半の寝覚 『夜半の寝覚』には取り立てて素晴らしい場面もなく、またさして見事と言える箇所もないのですけれど、最初から主人公である中の上ただ一人のことを書き、一心不乱に、しみじみと情趣豊かに心を込めて創作していた様子が目に浮かぶようで、趣…