現場編 2

二日目 埼玉県某市 倉庫

作業内容:ドラッグストア商品の仕分け


 前回と同じ会社の、別倉庫での作業。同じ駅で降りて同じバスに乗り、同じ停留所で降りたものの、そこから先の道をまったく覚えていない。子どもの頃から、この性格だけは直らない。人に付いていくと、一切道を覚えないのだ。電話でナビゲーションをしてくれる派遣会社のヒトに、半ば呆れられながら現場を目指す。


 作業開始の45分以上前に到着する。出退勤の記録方法と開始時の集合場所の説明を受けても、時間は有り余っている。無駄だよなあ、とは思うものの、原因は現場までのバスの本数にある。一時間に一本しか出ていないのだ。次のバスでは開始時間に間に合わない。まあいいや、慣れてくれば他のルートも見つかるだろう。ああでもしまったな、本を持ってくるの忘れちゃったよ。うろうろとタバコを吸いながら時間を潰す。


 ようやく作業が始まった。今日は物流に関わる仕事だ。問屋から卸されてきた大量の商品を、個々の店舗向けに仕分けする。具体的には、


 トラックで運ばれてきた品物の荷降ろし

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 大物と小物を分け、小物は別の作業場へ。(そこで折りたたみ式のケースに詰められる。そっちはやらない。)

 ↓

 品物をカゴ車(キャスター付きの簡易牢獄のような保管・運搬用具)に載せ、店舗シールを貼る。

 ↓

 広大な倉庫の天井からは店名の書かれた看板がぶら下がり、空いたカゴ車が並んでいる。品物が満載されたカゴ車を押しながら移動して、一つずつ店名を照らし合わせながら移し替える。(僕の担当ココだけ。)


 発送作業そのものは明日。(ということを、作業が終了してから知った。)サクサク品物を詰め込み、最終的には大物・小物ともに店舗ごとにまとめれば本日分は終了となる。


 仕事はカゴ車からカゴ車へ品物を移し替えるだけだ。しかし、これが僕のような軟弱者にはかなりの重労働。


 カゴ車はだいたい160センチぐらいの高さで、下から順にダンボールに入った品物を置いていく。ダンボールや中の品物を潰すわけにはいかないから、重いものが先になる。


 つまり、仕事が始まったばかりの午前中に、一番重いものを運ばなければいけない、ということだ。


 しかも僕は、上に書いたようなことを働きながら徐々に理解している。重いものばかり運びながら、ううう、これが最後まで続くのか、ちょっとムリなんじゃなかろうか、いやー、もう、ゼッタイ、ムリ。なんてことをブツブツ考えながら仕事をしていたのだ。ここを抜ければ楽になる、という目処が立たないとき、パフォーマンスをあげることは相当に難しい。終わりは見えていても(終業時間ですけど)、まるで永遠の彼方にあるような気持ちになる。


 絶望感は、ネコ砂によって究極まで高められた。


 ネコ砂とは、ネコのトイレ用の砂である。おしっこが掛かると固まるようになっており、固まった部分だけ取り除けばその他の部分は引き続き使用可能だ。これにより、部屋でネコを飼う人たちは悪臭に悩まされることがなくなり、清潔好きと言われるネコも、快適な環境を満喫することができるようになった。素朴な外見に似合わぬ、優れもののアイテムだ。


 そのネコ砂さまが、一袋で10キロ。


 しかも、二袋ずつパッケージされている。


 考えたくもないけれど、一回で20キロずつ運ばなければいけない。


 ……これは幻覚だろうか。


 パレット(フォークリフトなどで運ぶための台 pallet。木製、プラスチック製がある。絵の具をのせるパレット palette とは違う綴り。)の上に、ネコ砂が山のように積まれている。


 しかもなぜか、僕がそのネコ砂をケースに入れ、さらにそれをカゴ車に入れる役回りを担当している。


 悪い夢だ。


 自慢じゃないが、僕は自分でどんなに「あー、太ってきたかも」と思っていても、常に女性からは憎しみを込めた眼差しと共に「細いよ」という言葉を頂戴してきた。僕と一緒に働いている人は他に二人いて、見るからに頑健そうな体つきをしている。


 ホワイミー。


 うんしょ、うんしょ、うんしょ、どっせい、うんしょ、うんしょ、うんしょ、どりゃあ、うんしょ、うんしょ、あう、はわわわわわわ。


 ドガン。


 落とした。


 ケースに破損はない。が、僕の心は傷付いた。


 社員らしきヒトが近づいてくる。「大丈夫?」


「大丈夫です。」(これは本心ではありません。)


「いや、中は?」


「袋は破けてない……ですね。大丈夫です。」(そうだよね、品物の心配だよね。)


 ふとその人の顔を見る。


 半笑いだ。


 この情けなさは、笑ってもらう以外に救われようがない。


 僕は奇跡的にネコ砂ショックを切り抜けた。


 午前の作業は終わり、昼休みに入った。前回の作業で一緒だった人と顔を合わせる。その人はバイクが好きで、バイク便のドライバーをしていたこともあれば、週末にライダーで集まって峠を攻めたりもしているらしい。バイク便時代に様々な「ブツ」を運んだ、面白い話をしてくれる。こちらもお礼代わりに、前に引越しをしたときに「赤帽」のドライバーさんから聞いた、「オレオレ詐欺」の犯人が現金輸送に「赤帽」を使おうと試み、最終的に逮捕に至った顛末を話す。向こうも負けじとますますヤバイ「ブツ」の話をし始めて、やけにアンダーグラウンドな空気が漂う。


「ガソリン価格が高騰して、キビシイんじゃないですか?」


「バイクのためなら、生活を犠牲にするね。」


 わははははは。


 と、楽しい話はあまり長く続かなかった。話題はいつの間にか派遣会社の悪口に変わって、二度目にしてすでに聞き飽きてしまったような話にすりかわる。あなた、前回も会社の悪口ばっかり言ってたじゃないですか。あなたがその憎たらしい会社の紹介した仕事をここでしてるってことは、その会社に利益をもたらしてるってことじゃないですか。悪口になった途端に僕のテンションが下がったことにも気付かず、彼は続ける。もう、結構です。


「会社、変えたらどうですか?」


 低い、本気の声で、本音を言う。


 喫煙所の空気がさらに悪くなる。出処進退に関わる話には誰でも敏感になる。仕事に迷わない人はいないから。


「ああ、変えるよ。ウンザリだよ。ろくに仕事も紹介しやがらねえんだよ。前はもうちょっと回してきたのによ。」


 僕もウンザリだよ、あなたの話には。悪いけど、とどめを刺すよ。


「肉体の市場価値が下がるとか、思いたくないんですけどね。」


 彼は無言になる。僕があまりにも重い発言を繰り返すので、他の人たちが息継ぎを求めて軽口を叩き始める。彼の、僕以上に細いからだが、揺れる。


 昼休みは終わった。


 午後になると一転、運ぶものは軽くなり、僕の気持ちも軽くなってきた。それまで一切話す余裕のなかった、共に働く人にも声を掛ける余裕が出てくる。一人は、話をするのがひどく苦手そうな人。社員のヒトから説明を受けても、理解しているのかいないのか、いまいち判然としない。もう一人は、黙々と、淡々と仕事を進めているけれど、話をしてみると実に理路整然と喋る。うん、かっこいい。仕事人だ。


 最終的に何がどこに収納されてゆくのか、全体もだんだんと見えてきて、色んな意味でストレスが軽くなっていく。調子が出てきた。休憩時間まで、テンポ良く動き続ける。


 喫煙所で、また彼を見かける。すっかり知り合い気分で、話しかけてくる。


「あのさ、ケータイ貸してくれない?」


「いいですよ……あれ、でも持ってたような気が……。」


「いや、オレの、プリペイドなんだよ。今電話掛けると、受信もできなくなっちゃうから。電話代にジュースおごるから、頼むよ。」


 わかりました、と言ってケータイを差し出す。彼は少し離れて電話を掛ける。離れてくれて助かる。見て知ってるんだ、あなたは散々派遣会社の悪口ばかり言いながら、電話をするときは低姿勢で敬語を使うよね。できれば見たくないんだ。声も聞きたくないんだ。


「サンキュ。」


 どういたしまして。ケータイをポケットに納めると、すぐに着信がある。派遣会社からだ。もしもし。


「あ、さきほどお話した長期のお仕事の件で、ご相談したいことがありまして……。」


 ?


 何のことを言っているのか分からない。


「長期の仕事……ですか?」


 僕の声を聞きつけて、彼がまた近寄ってくる。「それ、オレだわ。履歴に掛けちゃったみたいね、向こう。」


 彼に再び電話を渡す。そのまま側で話を続ける。いやな声だ。


 電話を返され、タバコを吸って、休憩時間が終わる。


 作業はまとめに入る。別の作業場でケースに詰められていた、小物の群れが流れてくる。そのケースをさらにカゴ車に乗せ、店舗ごとの商品が勢ぞろいしていく。一店舗だけでもすごい量だ。僕が名前を聞いたことのないドラッグストアがこれだけの品物を一度に仕入れるのか。市場は広い。ケースと一緒に、あっちから人も流れてくる。人手が増えて作業はますますスムーズになる。その中に彼もいる。時々手が空いて、昔就いていた仕事や、バイクの話を聞く。もうあまり、親身になってあげられない。


 さっきの電話の話になる。キミには聞かれちゃったからさあ、とでも言うような、暗黙の親密さがベタつく。


「長期の仕事目当てであの会社に登録したんだけどさあ、その仕事やりたいってコッチが言ってから、もう二三週間経ってんだよ。それでようやく返事があったと思ったら、断られちまったよ。ホントうんざりだよ。結局、ああいう餌をぶらさげて人を集めて、それで別の仕事に誘導して使い捨てするのがアイツらのやり方なんだよ。」


 ええ、僕も面接で落ちてそんな気持ちになったことがありますよ。アレは、僕があの時考えていた以上に恥ずかしいことだったんですね。教えていただいてありがとうございます。僕の表情にも無反応な態度にも構わず、彼のブツブツは続く。僕の憂鬱も続く。


 そろそろ終わりかな、という頃に社員から声が掛かる。


「じゃ、早出の人たちはココで上がってくださーい。」


 僕は少し遅めにスタートしたから、違うらしい。彼は早出していたはずだ。彼が、おずおずと発言する。


「あの、最後までやりたいんですけど……。」


 最後までやりたいってよお、と近くにいた年配の人が社員に聞こえるように言う。


「あ、やめて。余計な経費掛けられないから。」


 社員はあっさりと却下する。僕は内心ホッとする。御願いだから、もうやめてくれ。


 彼は渋々立ち去る。


 結局、それから十五分も経たないうちにその日の仕事は終わった。


 帰りのバスで、彼と一緒になる。離れて座っていても、どうせ帰りの電車でまた話すことになる。突き放せない自分が嫌になる。


 電車の中で、また長々と話をする。彼は年長ぶりたいのか、先輩風を吹かせたいのか、様々な知識を披露してくれる。どれも知った話だ。今朝家を出る前に、Yahooトピックスで読んだような話も多い。歴史の話も浅い。政治の話も、聞き飽きたフレーズが頻出する。彼は繰り返す。ニッポンハモウオワリダヨ。セイジモダメ、ケイザイモダメ。バブルハユメダッタンダネ。


 下らない。自分のものにならないなら、どうにでもなっちまえ、ってその程度かよ。誰に対しても批判ばかり。少し賛意を示すのも、自分の利益になりそうなことだけ。いい加減頭にきて反論を試みる。


「いやー、今挙げたどの要素も、全然深刻じゃないと思いますよ。」


「いや、潰れるよ。」


「潰れないですね。試しに、経済の話をしましょうか?日本の経済成長率が下がってる、それは事実です。でもそれは、日本が十分な経済発展を遂げて、内需が満たされたからなんです。バブル崩壊はその顕れです。モノが行き渡って、人が新しいモノに飛びつかなくなったんですよ。経営でも、初期投資とランニングコストは分けて考えますよね。インフラやら土地建物やらに何かと費用が掛かってお金がグングン運動する、そういう時期が終わったんです。日本は発展ではなく、維持すべき段階に到達しただけなんですよ。こういう状態は『成熟社会』って呼ばれていて、別に日本だけに起こった特別な話じゃない。世界中の先進国が大して変わらない状態にあるんです。ヨーロッパはEUを作って、EU域内の発展途上国が開発されていく過程で上がる利益を細々と分け合う道を選びました。それが終わるまでに、何とかやっていくための次のモデルを考えるんでしょう。アメリカは金融バブルを拵えて、それが弾けました。どこも無理してるんです。少子高齢化だって、どこも同じです。民度が上がると出生率が下がるんです。先進国で合計特殊出生率が高いのは、移民の入りやすい国だけです。でも、もうすでに色々なモデルはできあがってます。別にいいじゃないですか、多少税率が上がる北欧モデルを日本が選択したって。
 日本の借金の話だって、800兆円あるとは言われてますけど、プライマリーバランスに回復の兆しがないわけじゃない。借金の額そのものを疑うことだってできる。小泉政権の時期に不自然な膨れ上がり方をしてますからね。でもまあ、借金がそのぐらいあるってことにしても、大して問題じゃありません。日本には金融資産が1500兆円あると言われてます。借金全部返したって、700兆円余るんです。しかもですよ、1500兆円って、『金融』資産だけの額なんです。国富はそれどころじゃないんですよ。どこに心配の必要があるんですか?」


「んー、一気に問題を解決する、一番の方法を教えてあげようか。」


「はあ?……なんですか、教えてください。」


自民党の一党支配を終わらせること。」


 話がかみ合っていない。まあテキトーだからいいんだけど。それにしてもこの人は、適当に自分の知ってることをちりばめれば会話が成立すると思ってるんだ。ねえ、じゃあソレが起こったとして、どういうプロセスで日本は立ち直るんですか?ええと、僕は日本が没落したっていう前提そのものをあんまり信じてないんですけど、別にそれはいいです。実際に没落してたってどーってことないし。日本が先進国になったのは僕の手柄じゃないけど、没落したのにはミクロ的に加担してるんだから、まあ多少責任取ったっていいですよ。さ、とにかく僕のことは置いといて、お説を拝聴しましょうか。


 勿論、そんな話は出てこない。


「世界一共産主義が成功した国ってどこか知ってる?」


 はいはい。


 電車から降りても彼は話し続ける。彼の求めるコミュニケーション上の立ち位置を、取らせてあげることができない。僕があまりにも納得しないものだから、話はドンドン奇妙な方向に捻じ曲がる。オーパーツ、日猶同祖論、アイヌと沖縄の親和性(彼らは周縁に追いやられたんだ!)、日本人の由来、苗字の由来、日本語の由来、どれもこれも聞いたことのあるような、どれもこれも僕が信用しない類の話を彼は続ける。確かに僕だって変な話は好きだよ。だからどれもこれも覚えているんだし。でもね、あなたの話には妄想が足りない。勢い余って自作しちゃった神話なら歓迎する。物語的なリアリティを付け足すくらいはこっちでやるよ。でも、その片鱗もない。聞いたような話を、聞いた風にされても、僕は何も言えない。


 給料を受け取るため、今日も派遣会社の営業所にたどり着く。


 受け取りの申請をして、名前を呼ばれて、明細を見ると、明らかに金額が足りない。働いた時間が1.5時間ほど少なく印字されている。


 一体今日はどういう日なんだよ。戸惑って「うーん」とうなっている僕に、隣で受け取りしている彼が手を差し出す。


「はい、じゃそのお金ちょーだい。」


 切れるぞ。


 社員から事情を聞くと、現場から勤務時間の報告書が届いてないのが原因らしい。


 そうですか、それを何の説明もなしにポンと出すんですか。僕が気付かず、改めて請求も出さず、忘れ去ってしまえばいいと。そうやって内部留保を増やすんですか。へえ。


 僕は当然のことをする。受け取りのコピーを取らせ、報告書が届き次第残金を支払う旨の一筆をそこに書かせる。ねえ、疲れてるんだ。重いネコ砂を運んだんだよ。署名・捺印くらい、僕に言われなくてもやってくれないかな。こういうことって、常識だよね?どこかおかしいのかな、僕の常識。なんでそんなに嫌々するんだ。支払いが滞らなければ、別に妙な責任なんて発生しないよ。一応証拠を残してるだけなんだから。大した事じゃないんだから。


 彼はエレベーターの前で、やり取りを済ませた僕を待っていた。


 嬉しそうに「信用してないんだね、会社」とひそひそ声で言った。


 駅の側まで一緒に歩き、電気屋に寄る彼と別れて、自宅に向かった。そこまでに、何度か「じゃあ飲んで帰ろうか、キミのおごりで」と言われた。一人で歩き出した足が、自然と早足になる。


 ようやく、怒れる。眉間にしわを寄せて、不機嫌な顔ができる。


 いったい、僕はどれだけの言葉を呑み込んだんだ。下らない下らない、下らない話ばかり聞いた。ぺらぺらの、年上の、お喋りな男。髪に白いものの混じり始めた男。肉体労働に不向きな、痩せた男。その分、頭を鍛えようとはしてこなかった男。おそらくは貧弱な学歴に、つまらない劣等感を抱いて博識を装う技術に長けた男。そんなものもすぐに見抜かれる男。どこに行くんだ。どこに行くんだ。誰がアイツの面倒を見るんだ。オレは嫌だ。アイツの話を聞かされるのはうんざりだ。もううんざりだ。あんな下らない話二度と聞きたくない。ちくしょう、オレから見えないところで生きてくれ。見えなければまだ同情できる。目の前にいると逃げ出したくなる。言いたくない、言いたくない、言いたくない、もうお前には何も言いたくない。慰めも、導きも、励ましも、何もかも嫌だ。お前みたいな人間に聞き流されるような話、もう絶対にしない。


 どうせあんなの、事故るつもりでバイクに乗ってんだ。いつか死ぬだろうと思って猛スピードで飛ばしてるんだ。でも、死にゃしない。それだけバイクに乗ってるんなら、もうバイクも身体の一部みたいなもんだ。ハンドルを間違って切ろうとする、その仕草を身体は「自殺」と判断する。自殺企図を身体まで落とし込むのには長い時間が掛かる。希望も喜びも、放り出せない何物も見つけられない長い、長い時間が。そんな時間、お前には過ごせはしない。お前には、絶望なんてできない。浅薄な希望と、浅薄な喜びで、その牢獄のような生にいつまでも縛り付けられるんだ。そうやって生きるんだ。それで死ぬ半日前に「悪くない人生だったよ」とでも言って死んでくれ。勝手に生を肯定してくれ。オレの知らない生を。そうさ生きろよ、オレに見えないどこかで。



 帰って飲んだビールの一口目で、僕のほうが昇天しそうになる。


疲労度: ★★★★★(精神疲労含まず)


 うーんうーん、ネコ砂……(寝言)