2009-07-17 本を読む日 雑感 言葉が出てこない。 「筆舌に尽くしがたい」という表現は、私にとって「敗北宣言」である。 だから、絶対に使うまいと心に決めていた。 だが、今回この本を語るにあたって、私はこれ以外の言葉を思いつかない。 『現代思想のパフォーマンス』。 内田先生は、私と出会う以前から私に向けて文章を書いていた。 内田先生ご本人がどう仰ろうと、これだけは間違いのない事実である。 私の部屋のテーブルの上には『困難な自由』が置かれていて、まだ手を付けていない。 どうしよう。 読むのが怖い。